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カミキリの幼虫は

カミキリの幼虫は概ね太さ2cm以上の幹または枝を利用して生育するが、産卵対象にならない小さな個体も後食には利用することがある。そのためカミキリの大発生時には発芽後数年の個体が後食を受けて感染・枯死することがある。またカミキリは飛翔分散するため、孤立した庭木や盆栽までもが被害を受けることもある。

マツ枯れは線虫保持カミキリの飛翔によって拡散するほか、人為によっても拡散する。そもそも日本に持ち込まれたのも人為によると考えられている。マツ枯れ被害材を安易に移動させると、材内にいたカミキリの幼虫や蛹が移動先で羽化して、線虫保持カミキリとして被害を拡大させることがある。離島での被害の多くは、梱包材や土留め杭用の丸太などにマツ枯れ被害材が紛れ込んだことから始まったと考えられている。
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マツ科樹木のうちモミ、トウヒ、カラマツ、ヒマラヤスギの各属についてマツノザイセンチュウによる枯死例が報告されているが、野外で本病の影響を受けるのは事実上マツ属に限られる。

日本に分布するマツ属のうち、ハイマツ及びゴヨウマツは分布が高地や寒冷地に偏っていてカミキリの分布と重ならないため、本病の影響は少ない。アカマツ、クロマツ、リュウキュウマツ、チョウセンゴヨウは線虫に感受性であり、大きな被害を受けている。中でもクロマツは強感受性である。また、絶滅危惧種ヤクタネゴヨウも線虫に感受性である。
マツノザイセンチュウは北米に広く分布し、媒介者となる Monochamusヒゲナガカミキリ属のカミキリムシも存在するが、北米以外から導入されたクロマツやヨーロッパアカマツを除き、日本でのような被害は起こらない。これは病原体・媒介者が分布する地域に自然分布するマツが線虫に抵抗性を備えているためである。代表的な抵抗性マツにはテーダマツ、リギダマツがある。

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2009年12月17日 09:47に投稿されたエントリーのページです。

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